【エクセルVBAの基本】繰り返し処理(For～Next)の使い方をわかりやすく解説

はじめに

エクセルVBAのプログラミングを学ぶ上で、繰り返し処理は非常に重要な要素です。この記事を読むことで、以下のメリットが得られます。

Visual Basic for Applications（VBA）は、Microsoft Office製品を自動化するためのプログラミング言語です。エクセルでは、VBAを使って繰り返し作業を自動化したり、複雑な計算を行ったりすることができます。

繰り返し処理は、同じコードを指定した回数だけ実行するための構文です。VBAでは主にFor～Next構文が用いられます。これにより、一定の範囲内で同じ操作を繰り返すことが可能になります。

For～Next構文の基本的な形は以下の通りです。

For 変数 = 開始値 To 終了値
    ' 実行する処理
Next 変数

この構文では、変数が開始値から終了値まで1ずつ増加しながら、その都度指定された処理を実行します。

例えば、1から10までの数を順番に表示するプログラムは以下のようになります。

Sub SampleForNext()
    For i = 1 To 10
        Debug.Print i
    Next i
End Sub

このコードを実行すると、1から10までの数がデバッグウィンドウに表示されます。

この記事では、エクセルVBAにおける繰り返し処理の基本であるFor～Next構文について学びました。重要なポイントを以下にまとめます。

VBAの学習は、基本的な構文の理解から始まります。この記事が、VBAプログラミングの第一歩として役立つことを願っています。